2013年 01月 23日
アルジェリア大虐殺は計画されたか!?:「アングロサクソン・ミッション」の一手のようですナ
みなさん、こんにちは。
アフリカのアルジェリアの大虐殺事件。混沌としてなかなか我々日本人には理解し難い事件である。しかしながら、これは「アラブの春」、「中東の嵐」などにみたように、国民的(ナショナリズム)に傾き、石油を自国民で管理しようとするアラブ人の政府を、欧米の石油メジャーと組んだCIAなどの工作員が長年に渡って養成した「解放軍」(あるいは、という名のテロリスト)たちが石油関連施設を襲ったというのが本当のところだろう。
日本企業は、アラブの国民の生活が良くなるように、アラブ人主権の石油事業に協力しているから、欧米の闇権力からすれば、邪魔以外の何者でもなかったわけである。
おそらく、英米仏のリーダーの主張の一転二転三転を見ていると、どうもリビアやエジプトやシリアのような形で政府転覆を狙ったのはいいが、思わぬ形で日本人が犠牲になってしまったことから、本来は石油施設を管理している政府軍をテロリスト呼ばわりし、攻撃した側を解放軍のように装いたかったのだが、それが真逆の展開になり、しどろもどろしているという感じがするのである。イギリスのキャメロン首相
要は、リビアのカダフィ政権、エジプトのムラバク政権と同じようにしたかったのである。
さて、第三次世界大戦ぼっ初は、実はアフリカから始まる。
この可能性については、私はすでに4年前に以下のように昔の拙ブログでメモしていた。この際、これを再掲しておこう。
今回はまさにこの形の様相を呈した事件であるために、私自身は特に驚くことはなかったが、我々日本人の立場というものがいかに欧米の白人エリートたちと異なるかということを我々は理解しておかないといけないだろう。
我々はアジアでも中東でもアフリカでも現地人の有色人種の味方である。これが日本外交の基本になっている。また、日本企業の人々もそういう気持ちで現地で仕事を行なっている。
しかしながら、欧米の白人エリート層はそうではないのだ。
彼らは、武田教授が「現代のコペルニクス」で述べたように「白人は人間ではない」のである。自ら自分たちは違うと言っているわけである。だから、彼らはこの地球上のすべての不動産、地下資源は自分たちのものだと考えている。イギリスのBPなどの石油メジャーは、すべて自分たち白人エリートのものだと考えているのである。
この彼ら特有の精神状態をまず理解しておかないと、次にどんな事件が起こるかということを予想できないのである。
インドネシアの東チモール独立紛争もそうである。白人が石油利権を突然気にしだして独立運動を始めたのである。尖閣諸島も同じことである。地下資源を日本とシナの所有にさせたくないから紛争を起こし、仲裁する形で名乗りを上げるのだ。最近、欲の皮のつっぱった豪州のギラード首相
白人とはそういうものである。ここを覚えておかないといけないのである。
いずれにせよ、今回の大虐殺事件で犠牲になられた多くの日本人技術者の方々のご冥福をお祈りします。
おまけ:
おまけ2:
アフリカのアルジェリアの大虐殺事件。混沌としてなかなか我々日本人には理解し難い事件である。しかしながら、これは「アラブの春」、「中東の嵐」などにみたように、国民的(ナショナリズム)に傾き、石油を自国民で管理しようとするアラブ人の政府を、欧米の石油メジャーと組んだCIAなどの工作員が長年に渡って養成した「解放軍」(あるいは、という名のテロリスト)たちが石油関連施設を襲ったというのが本当のところだろう。
日本企業は、アラブの国民の生活が良くなるように、アラブ人主権の石油事業に協力しているから、欧米の闇権力からすれば、邪魔以外の何者でもなかったわけである。
おそらく、英米仏のリーダーの主張の一転二転三転を見ていると、どうもリビアやエジプトやシリアのような形で政府転覆を狙ったのはいいが、思わぬ形で日本人が犠牲になってしまったことから、本来は石油施設を管理している政府軍をテロリスト呼ばわりし、攻撃した側を解放軍のように装いたかったのだが、それが真逆の展開になり、しどろもどろしているという感じがするのである。イギリスのキャメロン首相
の右往左往する様がまさにそれを物語っているといえるだろう。アルジェリア人質救出作戦、英に事前連絡なく失望=キャメロン首相
要は、リビアのカダフィ政権、エジプトのムラバク政権と同じようにしたかったのである。
さて、第三次世界大戦ぼっ初は、実はアフリカから始まる。
この可能性については、私はすでに4年前に以下のように昔の拙ブログでメモしていた。この際、これを再掲しておこう。
デービッド・アイクやタープレイによれば、次の8年の人類最悪のシナリオを演出する張本人は、このオバマ大統領だと目されている。ヘンリー・キッシンジャー/ズグビニュー・ブレジンスキーの傀儡政権とまで言われる。
かつて英米が黒船やってきて日本に開国を迫り、開国しないなら植民地化すると言った時代。英米に日本のインテリを留学させ、殿様時代から英米流の官僚時代の道を開いた。そして、日本をアジアの工業国に導き、その物資はイギリスの植民地であった中国に依存させた。そして、驚異的な経済成長を起こさせたが、日本が中国やアジア資源に依存しきったとたん、その供給をストップ。そうやって日本を中国、朝鮮大陸へ侵攻させるきっかけを作り、太平洋戦争を導いていった。
実は、今の中国は、その時代の日本と同じ役割をこれから演じさせられるのだ、というのである。
昔のイギリスに留学した日本のインテリは、今のアメリカに留学した中国のインテリである。 太平洋戦争前の日本にとっての中国大陸は、今の中国にとってのアフリカ大陸である。 昔の重厚長大の工業国日本にとって中国が必須であったように、今や中国の工業力にとってアフリカは必須である。
というわけで、心ある人々、洞察力ある人々の間では、
「第三次世界大戦はアフリカで勃発する」
だろうと見られているのだ。おそらく、今の日本の言論人を見ているかぎり、その中ではだれ一人「 アフリカ-中国問題」を理解できているものはいない。日本の大学人など目くそ鼻くそ耳くそである。
かつて「盧溝橋事件(ろきょうこうじけん)」が太平洋戦争の切り口になったように、これから世界の工業生産にとってアフリカが主戦場となる。アフリカの物資なくしては世界の工場である中国は成り立たない時代へ入る。中国人は昔の日本人が満州に大挙して働いたように、アフリカに大挙して働く時代となる。
そして、中国経済がアフリカなしでは成り立たないほどの時代に入ったとたん、英仏独米人(アイク の言葉では「イルミナティー」)は、欧州の植民地であったアフリカの物資供給を止める。
こうして、アフリカで”第二の「蘆溝橋事件」”が起こり、中国が戦争に引きずり込まれる。中国は 自身の周りを制圧する必要があるわけだから、韓国、北朝鮮、日本などどんどん武力で併合しようとする。見かけは欧州(と欧州側に立つロシア)対中国(と中国側に立つ若干の国々)の戦いと見えるが、最後には、かつて日本とアメリカが太平洋戦争したように、中国とロシアでユーラシア大陸戦争を引き起こさせたいのである。しかも核戦争だ。
これが、ヨーロッパの権力者が狙っている計画だという話である。2012年以降に始まり、2030年には世界の人口が半減し、2050年には世界の人口の8割は死に絶える。そこまで徹底してやるという話である。
今回はまさにこの形の様相を呈した事件であるために、私自身は特に驚くことはなかったが、我々日本人の立場というものがいかに欧米の白人エリートたちと異なるかということを我々は理解しておかないといけないだろう。
我々はアジアでも中東でもアフリカでも現地人の有色人種の味方である。これが日本外交の基本になっている。また、日本企業の人々もそういう気持ちで現地で仕事を行なっている。
しかしながら、欧米の白人エリート層はそうではないのだ。
彼らは、武田教授が「現代のコペルニクス」で述べたように「白人は人間ではない」のである。自ら自分たちは違うと言っているわけである。だから、彼らはこの地球上のすべての不動産、地下資源は自分たちのものだと考えている。イギリスのBPなどの石油メジャーは、すべて自分たち白人エリートのものだと考えているのである。
この彼ら特有の精神状態をまず理解しておかないと、次にどんな事件が起こるかということを予想できないのである。
インドネシアの東チモール独立紛争もそうである。白人が石油利権を突然気にしだして独立運動を始めたのである。尖閣諸島も同じことである。地下資源を日本とシナの所有にさせたくないから紛争を起こし、仲裁する形で名乗りを上げるのだ。最近、欲の皮のつっぱった豪州のギラード首相
が尖閣問題に口を挟んできた。中国と合同軍事演習も=「信頼醸成」を強調−ギラード豪首相
白人とはそういうものである。ここを覚えておかないといけないのである。
いずれにせよ、今回の大虐殺事件で犠牲になられた多くの日本人技術者の方々のご冥福をお祈りします。
おまけ:
おまけ2:
ベルモクタールとCIA
CIAの工作員がアルジェリアのガスプラント襲撃に責任を負う
元記事:CIA Operative Takes Responsibility for Algerian Gas Plant Attack
ベルモクタール(武装勢力のリーダーで事件の首謀者とされている人物、ビデオ声明がある)はアフガニスタンでCIAによって雇われ、訓練された。
ベルモクタールは北アフリカから雇われた「アフガン・アラブ」であり、CIAやパキスタンのISIのムジャヒディンと協力して戦っていた。なお、ISIのムジャヒディンは後に分裂してアルカイダとタリバンになっている。
50万人の命が奪われたと言われるアフガン内戦の後に、ベルモクタールは1993年にアルジェリアに戻り、GSPCに加わっている。
GSPCは元GIAの司令官のハッサン・ハタブが創設したと言われている。
アルジェリア軍のスパイ防止活動の専門家で副長であるMohammed Samraouiによると、GSPCはアルジェリア軍によって作られ、穏健なアルジェリアの選挙で権力を得たと思われた政党であるイスラム救国戦線を弱めつぶすことが目的であったという。
GSPCのメンバーはアフガニスタンのジハドから戻って後、アルジェリアの諜報部に雇われた。
アルジェリアの非常にセンセーショナルな襲撃は、今や、メディアによってプロパガンダ・ツールとして利用されていて、テロとの国際的な戦いや、CIA、パキスタンのISI、MI6によって作られて、サウジ・アラビアやカタールなどが資金を出しているアルカイダや関係するサラフィストグループによる惨劇に再びハイライトを当てるために使われている。
※GSPC
【略】=Salafist Group for Call and Combat●サラフィスト・グループ◆ハッサン・ハタブが率いる勢力。2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビン・ラディン氏の率いるアル・カイダのネットワークを構成するテロ組織の一つ。武装イスラム集団の分派で、アルジェリアで最も過激な反政府勢力でもある。
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