Tuesday, January 15, 2013

In Deep _ ありがとうございます_Arigatou Gozaimasu


2013年01月14日


米国CIAの元分析官が「中国の砂漠にある謎の巨大建造物エリア」をグーグルアースで発見



他に最近紹介しきれなかったいくつかの写真など


china-2013.jpg

▲ 今回の記事とは関係ないですが、最近、「中国は最終戦争を起こそうとしているのでは?」という論調の記事をよく見かけます。専門家によると、食糧を含めた備蓄量や、国内の防衛体制が異常なのだそう。上は「Is China preparing for war or catastrophe? Mysteriously stockpiles rice and other commodities」(「中国が戦争か壊滅的な災害のための準備をしている?」)より。
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爆発的な噴出するニュースの数々


今日(1月14日)、関東地方の内陸部のこちらではこの冬最初の大雪となりました。

今回はタイトルにした「中国の砂漠で発見された建造物のミステリー」の写真をご紹介しようと思うのですが、写真が多いついでといっては何ですが、最近ご紹介できなかった他のニュースなどのいくつかの写真を載せておこうと思います。

先日の記事、


2月15日に地球の軌道圏内に突入してくる小惑星が重力の影響でどんどんコースが地球寄りに
 
2013年01月12日


の最初のほうに書きましたけれど、本当にいろいろな出来事が多くて、上の記事で、「次回ご紹介します」などと書いている間にもどんどんいろいろな出来事が起きます。

そんな中でも衝撃的なニュースとして、実は、
ドイツの海に突然、新しい島が浮上するリンク(英語)>)というニュースがありまして、今、位置関係などを含めています。

場所によっては、最近の地殻変動関係の記事、


インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない
 
2012年12月05日

地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域での異変
 
2012年11月23日


などとの関連で地図などを眺めると興味深いことがわかるかもしれません。

これはぜひ記事にしようと思います。

ちなみに、ちょっとおかしかったのは、
上の「ドイツの新しい島」は、現在「サンディ島」と呼ばれています。もちろん消えたサンディ島と関係があるわけではなく、意味ではなく、「砂だらけの島( Sandy Island )」という程度の意味ですが、なんとなくその関連性が面白かったです。

あっちで消えて、こっちで出てくる」というような感じというのか。

というわけで、ここからいくつか最近の出来事の写真をご紹介した後、中国の砂漠で発見された巨大な建物群の写真も載せます。


中国の謎の建造物に関しては、ずいぶんと前の記事ですが、


グーグルアースで見つかった中国ゴビ砂漠の正体不明の巨大な建造物
 
2011年11月16日



などもありました。中国はとにかく広い国なので、いろいろな「知られていないもの」が存在しているようで、次々とグーグルアースなどで見つかっているという状態です。

それでは、ますがはそれとは別の最近の出来事を。



オーストラリアの「赤い波」
下の写真はオーストラリアで数日前に起きたことですが、どういう状況か、おわかりになりますか?


red-wave.jpg



red-wave-02.jpg


これは、実は「
砂嵐」なんです。


巨大な「赤い波」がオーストラリアを包み込む
 
Digital Journal (オーストラリア) 2013.01.12


オーストラリアは3年ほど前にも「
赤い朝」というのを経験していて、また同じような状況となったようですが、今回は、その嵐が海のほうでも立ち上がったために、地元の人たちの BBS などでも、

「なんだか聖書っぽいなあ」


というような書き込みも見られるものすごい風景でした。
YouTube にもいくつかアップされています。




イスラエルの二重の虹
次はこちらです。


rainbow-0107.JPG


見た通りの二重の虹なんですが、場所が問題で、先日の、

「一線」を越え始めた世界の気候: オーストラリアでは摂氏 50度を見据え、中東では過去最大級のスーパーストーム
 
2013年01月10日

という記事で、イスラエルを含めた中東全域が激しい嵐に見舞われたことを記させていただいたのですが、上の虹は「その嵐の後」あたりにイスラエルで撮影されたものです。現地の方が送って下さいました。

きれいといえば、きれいですけれど、「
虹という「地獄の門」の彼方に」という過去記事に書きました「虹の下には地獄の釜が開いているというイスラエルの伝説」を思い出すと、単純に「きれいだねえ」とも言えない面もないではないかもしれません。

ちなみに、二重の虹の現象そのものはものすごく珍しいというものでもなく、出る時には出るもののようです。

次はまた毛色の違うものです。




月にもいろいろな事情がある
米国の「月惑星研究所(LPI)」という NASA 関係などの資料を管理、研究して、そして公開している部署があります。
usra.png

そこには、アポロなどを含めて、NASA などが撮影してきた夥しい数の写真がありますが、たまに「
奇妙な写真」が見つかります。

たとえば、下のような写真。


lunar-01.jpg


月の表面です。

こちらで丸で赤く囲んだ部分はそれぞれ下のようになっています。


lunar-object-02.jpg



lunar-object-03.jpg



まあ、それぞれ何らかの月での自然現象なんでしょうけれど、あまり見たことのない現象でしたので、ご紹介してみたりしました。現物の写真は、LPI の
写真番号 3213 にあります。






というわけで、ここから中国の施設関連の記事です。

最初にこのことを報道したのは米国の WIRED やライブサイエンスといった科学メディアでした。

見つけたのは CIA の元アナリストで、衛星写真の分析の相当なスペシャリストだということですが、彼にも「これが何かわからない」ということです。

場所は中国のカシュガルというところにある砂漠ですが、この「カシュガル」というのは、国家区分としては確かに中国とはいえ、新疆ウイグル自治区のさらに欧州よりの下の地図の「A」のあたりの場所で、かなりの辺境地区といえます。

kashu.jpg


なお、
ロシアの声の報道によりますと、このあたりは、

米国の一部の専門家らは、これらは中国が太陽系をより深く研究するための準備であると考えている。その目的のために中国ではすでにいくつかの戦略施設および基地が設けられており、カシュガルの北西部には直径35メートルのアンテナが建設されることになっているという。


とありますが、これも推測であり、本当なのかどうかはわかりません。

では、本記事はここからです。



What Did Google Earth Spot in the Chinese Desert? Even an Ex-CIA Analyst Isn’t Sure
WIRED 2013.01.09

グーグルアースで中国の砂漠に確認されたものは何なのか? CIA の元分析官もわからないと述べる

米国CIAの元分析官、アレン・トムソン( Allen Thomson )氏は、好奇心から中国南西部のカシュガル周辺をグーグルマップで調べていたところ、偶然にも大量の建造物群を発見した。

アレン・トムソン氏は、 1972年から1985年までCIAで勤務し、その後も、1996年まで米国国家情報会議にコンサルタントを務めた衛星画像の分析のスペシャリストだ。また、グーグルアースで秘密施設を発見することにも長けている。


m1-mystery-complex.jpg



m2.jpg



m3-site-17-october-2009.jpg



m-4.jpg



m-5western-structures-16-november-2011.jpg


トムソン氏は、グーグルアースで、2008年にイランのロケットセンターと思われる施設を発見し、2011年には中国ゴビ砂漠で「地下バンカーミサイル基地」だと考えられる施設を発見している。

しかし、トムソン氏は、今回発見したものが何か「見当がつかない」と言う。その巨大さと、そして、見たことのないような形状、そして、驚くほど急速にできたと思われることなどを挙げ、現在のところは推測できないとしている。




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